「納豆ダイエット問題」 に関連した記事が Nature に掲載されたが、
この記事を取り上げた新聞報道やブログを検索してみた。
その中で気になったことがある。
それは Nature 記事の英語を和訳するときに、勘違いなのか間違って引用していることだ。
ただ、その間違いに気づいても、そのブログが Yahoo ブログではない場合は、
私はコメントを投稿できないので、誰かが指摘するのを待つだけだ。
コメント用にIDを取得してもいいのだが、そこまですべきか結論は出していない。
または、私がシステムを理解していないので、投稿できないと思い込んでいるだけかも。
Nature 記事の最後の方で、イギリスのテレビ番組の過剰演出について書かれている。
浴槽の水にセシウムやルビジウムを投げ込むと爆発するというものだ。
記事中の表現は以下のとおり。
"Last year, Brainiac: Science Abuse, a popular UK science series, admitted that in an
episode claiming to show a bathtub of water being blown up by caesium and rubidium,
explosives were used instead."
ある記事では、「セシウムやルビジウムで沸かした入浴水を勧めている」 になっていた。
"explosives were used instead" を考慮すると、「爆発」 の方が合っていると思うが。
最初は私の解釈が間違っていると思って読み直したり、その番組の動画を探して確認してもみた。
するとやはり、「入浴水を勧めている」 は誤訳であると判明した。
「通訳翻訳ジャーナル」4月号にも書いてあるが、勘違いや思い込みを排除することが基本だ。
記事を書いた人は翻訳家ではないのだろうが、外国語の記事を和訳して紹介するときには、
もっと慎重に投稿内容を確認し、更に投稿後も定期的に推敲して訂正するようにしてほしいものだ。
まあ、私も何度かドイツの新聞や雑誌を紹介しているが、専門家から見れば間違いもあるだろう。
今後も勘違いによる誤訳をしないように、語学力と共に、注意力や検索能力も高めよう。
追記:
そのブログをもう一度確認したが、やはりIDを取得してログインしないと、
コメント欄も表示されず、コメントできないことが判明した。
トラックバックはできるだろうが、この記事に誘導しても、印象は悪いだろうし。
ブログや掲示板の記事を、無批判に信じる人は少ないと期待して、
また、本人が気づくまで、そのままにしておこう。
(最終チェック・修正日 2007年03月02日)
この記事を取り上げた新聞報道やブログを検索してみた。
その中で気になったことがある。
それは Nature 記事の英語を和訳するときに、勘違いなのか間違って引用していることだ。
ただ、その間違いに気づいても、そのブログが Yahoo ブログではない場合は、
私はコメントを投稿できないので、誰かが指摘するのを待つだけだ。
コメント用にIDを取得してもいいのだが、そこまですべきか結論は出していない。
または、私がシステムを理解していないので、投稿できないと思い込んでいるだけかも。
Nature 記事の最後の方で、イギリスのテレビ番組の過剰演出について書かれている。
浴槽の水にセシウムやルビジウムを投げ込むと爆発するというものだ。
記事中の表現は以下のとおり。
"Last year, Brainiac: Science Abuse, a popular UK science series, admitted that in an
episode claiming to show a bathtub of water being blown up by caesium and rubidium,
explosives were used instead."
ある記事では、「セシウムやルビジウムで沸かした入浴水を勧めている」 になっていた。
"explosives were used instead" を考慮すると、「爆発」 の方が合っていると思うが。
最初は私の解釈が間違っていると思って読み直したり、その番組の動画を探して確認してもみた。
するとやはり、「入浴水を勧めている」 は誤訳であると判明した。
「通訳翻訳ジャーナル」4月号にも書いてあるが、勘違いや思い込みを排除することが基本だ。
記事を書いた人は翻訳家ではないのだろうが、外国語の記事を和訳して紹介するときには、
もっと慎重に投稿内容を確認し、更に投稿後も定期的に推敲して訂正するようにしてほしいものだ。
まあ、私も何度かドイツの新聞や雑誌を紹介しているが、専門家から見れば間違いもあるだろう。
今後も勘違いによる誤訳をしないように、語学力と共に、注意力や検索能力も高めよう。
追記:
そのブログをもう一度確認したが、やはりIDを取得してログインしないと、
コメント欄も表示されず、コメントできないことが判明した。
トラックバックはできるだろうが、この記事に誘導しても、印象は悪いだろうし。
ブログや掲示板の記事を、無批判に信じる人は少ないと期待して、
また、本人が気づくまで、そのままにしておこう。
(最終チェック・修正日 2007年03月02日)