2017年04月

今年の1月に、ANAマイレージクラブのキャンペーンで、「マネープラン個別相談クーポン」を100マイルで交換した。
有効期間は6か月ということなので、確定申告後で翻訳のスケジュールを見て相談しようと思っていた。

先日、ワード数の多い案件が終了して少し余裕ができたことと、ちょうど、ねんきん定期便が更新されたので、面談日時を予約して、「家計の相談センター」に行った。

老後の公的年金では足りない分をどうするのか、という点が中心で、現状の投資対象で見直しが必要かどうかの助言を求めることにした。

結論は、積立定期やNISA投資を減らすか、中止して、所得控除が得られる個人型確定拠出年金と小規模企業共済を増額するということだ。

個人型確定拠出年金の掛け金月額は、増額の申請をしていて、早ければ5月から月3万円になる。
弟への仕送りを、最長で2021年3月で停止するので、その後は、月5万円にするつもりでいた。
この計画では、拠出終了時点で、約670万円の拠出額となり、想定利益を含めて、700~730万円となる見込みである。

ただ、拠出額の上限は月6万8千円なので、できるだけ上限まで出せるように、積立定期やNISAの見直しを提案された。

三井住友銀行の積立定期「りぼん」を月2千円で続けていて、年払いの損害保険料に充当していたが、年利が0.010%と低いので停止することにした。
スルガ銀行の積立定期は月1万5千円で、奨学金の返済と年払い個人年金の支払いに充当していたが、これを月1万円に減額する。

更に、6月の住民税の支払額が決まってから、個人年金の減額を検討する予定である。

会社員のときは、個人型確定拠出年金の拠出額の上限が月2万3千円だったため、60歳時点で足りない分を、住友生命と日本生命の個人年金保険で補う計画だった。

しかし、個人事業主となった今では、拠出額の上限は月6万8千円で、更に小規模企業共済は月7万円まで拠出できる。
いずれも全額が所得控除に使えるので、民間の個人年金よりも優先順位は高い。

NISAでは、これ以上の投資を控えて、ロック・フィールドだけ残すことにした。
利益が出ているETFとイオンを年内に売却、コンコルディア・フィナンシャルグループは、利益が出た時点で売却することにした。
売却後の資金は、定期預金として、臨時の支出に備えることにする。

投資信託の積立は、NISA以外も含めて停止して、再投資と分配金受取のみを継続する。
追加投資は、弟への仕送りを停止してからかもしれない。

個人型確定拠出年金の掛け金変更は、年度ごとに1回のみなので、来年4月にならないと増額できない。
ということで、小規模企業共済を現状の月1万円から1万5千円又は2万円に増額して、所得控除が少しでも増えるようにしよう。

相談ではやはり、「きょうだいリスク」としての弟への仕送りの話もした。

大学卒業時に就職氷河期であったためか、非正規パートから抜け出せない弟には、母が仕送りを続けていた。
私も自分の老後の準備で精一杯であり、弟の面倒を一生みることも無理だ。
このままでは家族全員の家計が破たんするリスクが高い。
ということで、2021年3月を限度に支援を打ち切ることを、私から一方的に伝えて、自立の意識を促すことにした。

母と折半して仕送りをする計画にしていたが、実際には私の収入だけで行っている。
母には月7万円を、私名義の地元の地方銀行の口座に入金してもらっている。
この母の負担分には手をつけずに、10万円貯まるごとに定期預金にしている。
それは、実家やアパートの修繕費用を準備するためである。

東北の冬は寒いので、トイレのタンクが凍ってしまうこともある。
高血圧の母が、トイレで倒れてしまうリスクも高いので、暖かく使いやすいトイレにリフォームしたい。
加えて、窓は断熱性の高い省エネガラスに取り換えたい。

または、福祉団体に譲渡して、自治体の補助金でグループホームにしてしまおうか。
そして弟を、送迎の運転手でもいいから、職員に採用してもらえればと思う。
本人がどうしたいのか不明なので困っているが、1年以内に意識を変えてほしいものだ。

(最終チェック・修正日 2017年04月28日)

以前の勤務先には、生命保険会社4社から営業員が来ていた。
そのうち、住友生命で医療保険と個人年金、日本生命で個人年金に加入した。
日本生命ではついでに、あいおいニッセイ同和損保の所得補償保険の仲介をしてもらった。

翻訳業で独立した後に、保障範囲や金額などについて見直しをしたものの、契約している保険・年金の種類は変えなかった。

横浜市に転居してからも、住友生命の営業員は、毎年の契約内容の確認のために連絡をしてくれた。
しかし、日本生命は、新年度になってからも連絡してくれる約束だったのに、3か月待っても何もなかった。

翻訳業として独立してから1か月ほどして、横浜の法人担当の営業員から電話があった。
医薬メーカー子会社が解散した後に、3か月だけ派遣社員として働いた化学メーカーの担当者だという。
日本生命の契約者専用のサイトで、勤務先として派遣先を登録したまま、私が削除を忘れていたので、法人担当部署から、契約内容の確認作業のために連絡が来たのだ。

法人担当だが、個人の契約者も対応できるとのことなので、保険と年金の見直しをしてもらった。
新商品も含めていろいろと提案してもらったのだが、どうも魅力的な印象が持てなかったので、住友生命から乗り換えることはしなかった。
代わりに、所得補償保険の更新が近かったので、補償金額の変更と、年払いへの変更をしてもらった。

その後は、12月に個人年金の年払い掛金を払うだけなので、特に連絡は必要ないことを伝えた。
すると本当に、一回も連絡がなかった。

日曜日に英日特許翻訳を納品後、日程的に少し余裕があるので、別の翻訳もしながら、ねんきん定期便の確認など、家計のチェックを始めた。
明日26日は、ANAマイレージクラブのキャンペーンで、100マイルで受けられるマネープラン診断を利用する予定だ。

70~75歳まで翻訳を続けて90歳で死ぬ、という前提でシミュレーションしてもらう予定。

相談では保険などの契約状況も参考にするため、日本生命のサイトにログインして確認した。
すると、日本生命から受け取るときの銀行口座が三菱東京UFJ銀行のままであった。
この口座は、現在では翻訳業の事業用としているため、個人的な利用はしない方針だ。

ということで、問い合わせフォームから、登録銀行口座の変更をしたいと連絡した。
本日、コールセンターから確認の電話があり、変更用の書類を郵送するとのことだ。

他に問い合わせはないかどうか聞かれたため、現在の担当者は誰なのかを確認したもらった。
すると、いつの間にか、別の支店の営業員に変わっていた。

昨年、連絡してきた法人担当の営業員ではなく、住んでいる地域を担当する支店の営業員になっていた。
コールセンターでは、変わった理由も、時期もわからないとのことなので、支店に連絡してもらった。

すると、10分ほどして、その新しい担当者から電話があった。
何と、昨日24日付けで会社から、私の担当者になるという通知が出たばかりで、まだ情報の引継ぎが始まっていないそうだ。
前任者から担当が変わった理由も不明なので、これから確認するという。

困ったのは、新しい担当者は、あいおいニッセイ同和損保の損害保険を扱う資格がないため、見直しや更新のために、別の営業員に頼まなければならないことだ。

とりあえず、社内での業務引き継ぎを進めてもらって、今月中に一度面談して、私のライフプランについて理解してもらう予定だ。
だいぶ先になるものの、60歳のときに個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出が終了し、約700万円になる計画にしている。
65歳まで受け取りを先送りしてもよいが、一時金で受け取って、個人年金で再投資して、75歳から受け取ることにするかもしれない。

どうも日本生命とは相性が悪いのかもしれないが、老後のライフプランもあるので、大手らしい対応を期待して契約を続けてみよう。

追記(4月28日):
調べてもらったところ、担当者の変更は、会社のシステムで自動的に行われたそうだ。

昨年秋の所得補償保険の契約後、担当者が私に接触しなかったため、対応記録の空白期間が半年程度続いた。
実際には、半年も経過する前に、契約者の状況を記録するようにアラートが表示されるそうだが、担当者が対応を忘れてしまうと、担当者が不明という扱いになるようだ。

そして期限が過ぎて、年に1度の契約内容確認を行うために、住所地を担当する支店の営業員が、新たな担当者として自動的に選択されたそうだ。

相談したところ、元の担当者のままで継続できるとのことだった。
6月の住民税の支払額が決まってから、個人年金の減額を検討する予定である。

会社員のときは、個人型確定拠出年金の拠出額の上限が月2万3千円だったため、60歳時点で足りない分を、住友生命と日本生命の個人年金保険で補う計画だった。

しかし、個人事業主となった今では、拠出額の上限は月6万8千円で、更に小規模企業共済は月7万円まで拠出できる。
いずれも全額が所得控除に使えるので、民間の個人年金よりも優先順位は高い。

ただ、中途解約すると元本割れするので、契約年金額を減額して、月1万円でもいいから個人型確定拠出年金に拠出することにしようと思う。

明日納期の特許翻訳(英日)は、ワード数が多くて大変だったが、夕方までに和訳の入力が終了した。
後は最終的な推敲のみだが、頭を一度フレッシュにする意味で、明日の夕方から行うことにした。
日曜日は、原則として教会の活動だけをする日にしているのだが、今回は仕方のないことだ。
それに収入を確保しないと、教会への献金もできないし。

今年度は、私は役員ではないものの、聖歌隊と行事関係の委員会、そして様々な会合の世話人を続けている。
加えて、今月末は、教会学校の子供たちの遠足にも参加する。

そして今年度も、神学生のドイツ語学習の相手をすることになった。
昨年度は、月1回のペースを予定したが、お互いに忙しかったため、平均すると3か月に1回の頻度になってしまった。

これではなかなか進まないので、今年度は、神学生には大学でドイツ語の講義を履修してもらうことにした。
そして、可能ならば2か月に1回のペースで、キリスト教に関係した新聞記事などを読もうかと計画していた。

今年は4月16日がイースターで、イースター関連の記事が4月初めからたくさん出ていた。
例えば、SPIEGEL Online の次の記事を使って、基本文法の確認をする教材を作ることを提案した。
www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/warum-feiern-wir-ostern-fragen-und-antworten-zum-christlichen-fest-a-1143298.html


また、イースターから50日目のペンテコステに関しても、いろいろと記事が出るはずなので、神学生が読みたいものを教材にすることを予定していた。

すると、神学生からのメールでは、ドイツ語の神学論文を1ページくらい試しに読んでみたい、との申し出があった。
学術分野で使う言語は英語が主流になっているものの、ルターの威力なのか、神学では、まだまだドイツ語が強いとのことだ。
特に旧約聖書の研究者は、卒業論文や学位論文を書くために、
ドイツ語の神学論文を読まなければならないそうだ。

内容や難易度を確認したいので、今月中にその論文のコピーを送ってもらい、連休中に翻訳の合間に読もうと思う。

神学論文を読んだことはないが、ハイデルベルク信仰問答をドイツ語原文でも読んでいるし、ルター聖書を、もちろんドイツ語で読んでもいるので、全く理解不能ということはないだろう。

また、「キリスト教用語独和小辞典」(川口洋著、同学社)を持っているので、神学専門用語の調査もなんとかなると思う。

私が全部和訳するのではなく、文法的な説明をして、神学生が専門知識を使って考えながら和訳する方がよいだろう。

ドイツ語を使いこなす神学者・大学関係者は多いので、私のような者が大きなことは言えないのだが、改訂されたルター聖書も含めて、「聖書で学ぶドイツ語」 という小冊子を作るための一歩と考えて取り組もう。

Erlösungsauftrag m. -〔e〕s / ..träge
贖いの使命

engl.: redemptive mission

現在作業中の英日特許翻訳は、ワード数も多くて、納期ギリギリまでかかると思われるため、日々の買い物の他には予定を入れることができない。
今日も他社からスケジュールの問い合わせがあったが、絶対に無理なので断ってしまった。
2回連続で断ることになったが、体は1つしかないので、これは仕方のないことだ。

ワード数は多くても、提供された用語集と翻訳メモリの訳文を参考にすれば、なんとか間に合うと考えていた。
しかし、以前も経験したように、翻訳メモリに登録済みの訳文であっても、誤訳が残っていたり、複数の候補で表現が異なっていた。

1つの英語原文に対して、2つから4つの和訳が表示されるのだが、言い回しが同じになるように選択しなければならない。
例えば、「本明細書において使用されるとき」 で和訳の入力を続けていたら、しばらくしてから、「本明細書で使用するとき」 を含む候補も表示されるようになった。
そして、「本明細書において使用する際」 なども出てきたので、最初に戻って統一することになった。

他にも、「膨張」 と 「膨脹」 の両方が登録されていたり、「すべて」 と 「全て」 のように表記の統一が必要な場合もみられた。

統一されていれば、どれでもよさそうだが、その特許を出願した企業名とキーワードで、過去の類似特許を検索して参考にしてみた。
オリジナルの出願は英語だが、しばらくすると日本の特許庁に和訳が登録されるから、いくつか見つかった。

これで表現の統一が少しは楽になったわけだが、検索結果の和訳明細書の表現が、翻訳メモリに登録されていないこともあった。
可能性としては、特許庁に提出した最終的な和訳が、翻訳メモリに登録されていないことも考えられる。

また、その検索結果から、最終的な和訳にも誤訳が含まれていることが判明した。

例示されたアニオンについて、英語原文は nitrate であるが、翻訳メモリの訳文では 「窒化物」 で登録されていた。
その特許では、別の個所で、「窒化ケイ素」 などの窒化物が出ていたので、nitride と見間違えたのかもしれない。
最終的に修正されたのかと思ったが、和訳特許の検索でも 「窒化物」 であった。

用語集では、「硝酸塩」 となっていたが、ここではアニオンの名称なので、そのまま「硝酸塩」 に修正するわけにはいかない。
カタカナ表記で 「ニトラート」 にしてもよさそうだが、化学的な表現ではないと思われる。

ということで現時点では、「硝酸イオン」 にしておいた。

まだ25%くらいしか進んでいないので、納期の2日前までに一通り和訳してから、nitrate も含めて、再度見直してみよう。

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