以前にも書いたように、教会の共用PCの責任者が決まっていないため、何かトラブルがあると、専門家ではないのに、話しかけやすい私が対応することになる。

昼食後の作業がいくつか済んだので、帰宅しようかなと思っていたら、共用PCで原稿を書こうとした人が、スリープ状態から復帰しないと相談してきた。

仕方ないので、電源ボタンを長押しして、強制終了した。
そして1分ほど放置してから、再度電源ボタンを押したが、Windowsが起動しない。

強制終了から繰り返してみると、今度はセーフモードを選択できる画面が出てきたので、セーフモードで起動してから、シャットダウンした。
そして電源ボタンを押したが、何も変わらない。

何週間か前にも同様のトラブルがあり、そのときは別の人が解決したそうだ。
しかし、その解決法について覚えていないとのことだった。
その解決した人は、会議中だったので、終わるのを待つことになった。

会議が終わってから聞いてみると、前回は、電源コードを抜いて放電すると解決したそうだ。
今回も、電源コードを抜いて、2分ほど放置してから差し直して、そして電源ボタンを押した。
すると、今度はWindowsが起動して、デスクトップ画面が表示された。

その後、エクセルなどの編集やインターネット接続もできることを確認した。

帰宅してから、このようなトラブルの対処について検索してみると、今回のように「放電する」というものがあった。
net-shitsuji.jp/pc/repair/content/start-standard.html

この説明を読むと、USBなどで接続している周辺機器も外すとあるので、同じトラブルが起きたときには、全部外してみよう。

トラブルに対応しているときには、会議に出席していた役員の一人が立ち会ったため、ついでに共用PCの責任者を決めてほしいと要望した。
しかし、コンピュータに詳しい役員はいないということで、誰も責任者にはなれないだろう、ということになった。

私も、今回解決してくれた人も、単にパソコンユーザー歴が長いというだけであって、修理の専門スタッフではない。
すべてのトラブル事例を知っているわけではないため、ネット検索でトラブル対処法を調べて、1つずつ確かめていくことしかできない。

今回は簡単に解決したからよいが、心配なのは、同じトラブルが再発したため、電源装置関連の故障を示唆しているのではないかということだ。
この場合、完全に壊れる前に、点検してもらう方が無難ではないかと思う。

点検そして修理となると、教会の会計から臨時に出費するため、役員会で決済してもらう必要がある。
そのためにも、役員の一人が共用PCの責任者になるべきなのだ。

加えて、共用のデスクトップPCはWindows 7で、ノートPCはWindows 8.1なので、Windows 10で統一するのかどうかを決めてほしいものだ。
エクセルやワードで文書作成するくらいならばよいが、機能の違いを把握するのは面倒なので、できれば統一してほしい。

実際には、デスクトップPCについては、Windows 10への無料アップグレードの期間に変更したのだが、原稿作成などで一番使っている事務担当者が、自宅のPCがWindows 7だからということで、戻してしまった。

だから管理する責任者が必要なのだが、誰もやろうとはしない。
会員の中にはシステムエンジニアもいるが、土曜日もクライアントの都合で急に出勤することもあるので、日曜日に教会のPCの管理をさせてしまうと、ストレスが溜まって本業にも影響するかもしれない。

このままだと、以前も書いたように、なし崩し的に私が責任者になってしまいそうだ。
教会は、悪意はないものの、一人に任せると安心してしまうことが多く、任せた人の担当内容を、役員も含めて誰も把握していないことが起こるリスクが高い。
組織としての問題点もあるので、信仰の問題と合わせて、役員は大変だ。