この連休の楽しみの一つとして、明るくなっている彗星の観察がある。
いつもは仕事への影響も考えて、夜更かしをしてまで観察することはない。
車に望遠鏡を積んで遠出も考えたが、観測スポットを見つける前に仕事が変わって転居している。
また、夜中に一人で星を見ていると、不審者として通報されるかもしれないので、
中学から大学まで毎日頑張っていた、変光星観測もしなくなってしまった。
だから自宅のベランダから観察できる天文現象ばかりだが、今回は久しぶりに気にせず観察できそうだ。
その彗星の名は、Schwassmann-Wachmann 3 だ。
発見者の名前がそのまま彗星の名前に使われるので、ドイツ人発見者だから、
「シュヴァスマン・ヴァハマン第3」彗星となるわけだ。
国立天文台でもドイツ語読みの音訳だから、これが正式な和名なのかもしれない。
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000207.html
彗星名の元が人名だから、本人の母国語での発音に近い音訳とするのが、礼儀なのだろう。
NHKもドイツ語読みなので、これからはドイツ語読みにするのがよいのか。
しかし、私は小学生の頃からこの彗星名を、「シュワスマン・ワハマン彗星」 と聞いていた。
これは英語読みの音訳だったわけだ。
化学で有名なドイツ人研究者の名前も、いつの間にか英語式に発音されることもある。
Seebach ゼーバッハ が シーバック に、
Diels-Alder ディールス・アルダー が ディールス・オールダー と。
日本人の名前をアルファベット表記しても、相手の国の読み方で発音されるので、違うこともある。
加えて例えばドイツでは、Tatsuya のように、名前の最後が a だと、
女性名と勘違いするので、心理的にどうしても Tatsuyo という発音になってしまうようだ。
日本でも、中国人名は日本の音読みのまま発音するし、
韓国・朝鮮系の名前は、いつの間にかカタカナ音訳になった。
翻訳でも名前をカタカナ表記する場合があるので、これからも注意しておこう。
(最終チェック・修正日 2006年05月04日)
いつもは仕事への影響も考えて、夜更かしをしてまで観察することはない。
車に望遠鏡を積んで遠出も考えたが、観測スポットを見つける前に仕事が変わって転居している。
また、夜中に一人で星を見ていると、不審者として通報されるかもしれないので、
中学から大学まで毎日頑張っていた、変光星観測もしなくなってしまった。
だから自宅のベランダから観察できる天文現象ばかりだが、今回は久しぶりに気にせず観察できそうだ。
その彗星の名は、Schwassmann-Wachmann 3 だ。
発見者の名前がそのまま彗星の名前に使われるので、ドイツ人発見者だから、
「シュヴァスマン・ヴァハマン第3」彗星となるわけだ。
国立天文台でもドイツ語読みの音訳だから、これが正式な和名なのかもしれない。
http://www.nao.ac.jp/nao_topics/data/000207.html
彗星名の元が人名だから、本人の母国語での発音に近い音訳とするのが、礼儀なのだろう。
NHKもドイツ語読みなので、これからはドイツ語読みにするのがよいのか。
しかし、私は小学生の頃からこの彗星名を、「シュワスマン・ワハマン彗星」 と聞いていた。
これは英語読みの音訳だったわけだ。
化学で有名なドイツ人研究者の名前も、いつの間にか英語式に発音されることもある。
Seebach ゼーバッハ が シーバック に、
Diels-Alder ディールス・アルダー が ディールス・オールダー と。
日本人の名前をアルファベット表記しても、相手の国の読み方で発音されるので、違うこともある。
加えて例えばドイツでは、Tatsuya のように、名前の最後が a だと、
女性名と勘違いするので、心理的にどうしても Tatsuyo という発音になってしまうようだ。
日本でも、中国人名は日本の音読みのまま発音するし、
韓国・朝鮮系の名前は、いつの間にかカタカナ音訳になった。
翻訳でも名前をカタカナ表記する場合があるので、これからも注意しておこう。
(最終チェック・修正日 2006年05月04日)