(最終チェック・修正日 2013年08月02日)
日曜日の朝、聖歌隊で歌うためにプロテスタント教会に向かっている途中、電車内でメール着信に気付いた。
教会からの緊急連絡かと思ったが、なんと翻訳会社からスケジュールの問い合わせだった。
コーディネーターは忙しいのか、日曜日にも働いているのだ(まあ、交代制だと思うけど)。
今回もドイツ語和訳のチェッカーの依頼であった。
あるメーカーのFAQで、ユーザー登録やスマートフォン用アプリの使い方などだ。
納品日は平日のため、作業時間は長くはとれないものの、予定時間以内に終わりそうだったので受注可能と返事をした。
添付ファイルのワード文書を開いて、ドイツ語原文を移動中にざっと読んでみた。
製品やサービスの名称が出てくるので、日本支社のサイトにアクセスして確認したみたが、日本では未発売のものだった。
英語版はあったものの、FAQの項目が一致していたのは3分の1くらいで、あまり参考にならなかった。
まあ、それでも帰宅前に、ある程度の情報収集をして心の準備ができるので、スマートフォンを利用してよかったと思う。
翌日の月曜日夕方に和訳ファイルが届いた。
ざっと目を通してみて、「これは時間がかかりそうだ」と覚悟した。
文法の解釈は大丈夫なのだが、訳抜けの他にも、タイプミスや漢字変換ミス、訳語の不統一が見つかった。
お金をもらう仕事なのだとわかっていても、「前庭条件」や「段ロード」といったケアレスミスの修正が頻発すると、他のチェックに時間をまわせなくなってしまう。
翻訳者は時間的余裕がなかったのだろうが、推敲にも1日かけてほしかった。
ページが変わると訳語も変わっていたので、訳語の統一も私が考えることになった。
日本語表現が適切かどうかを考える時間が減ってしまう。
初日は2時間くらいで疲れて寝てしまった。
納期には間に合ったものの、作業時間は予定を2時間超過して10時間となった。
このチェッカーの仕事は時給制のため、料金は源泉徴収後でも1万円を超えるが、翻訳会社の取り分が減るのでどうなんだろうか。
まあ今回は、和訳をやり直すことはほとんどなかったので、まだましな方だったのかもしれない。
ところで、時給制のメリットを今回は感じることになった。
ワード単価で計算することもあるが、和訳の仕上がり具合で作業時間は異なるため、時給制の方が実情に合うと思う。
平日の作業時間が短い副業翻訳者の私にとって、やはりチェッカーの方が受注しやすいのかもしれない。
このブログでも、ニュース記事や字幕などの誤訳について指摘しているから、チェッカーが向いているのかもしれない。
8月は夏休みを取るが、依頼があれば人助けだと思って受注しよう。
追記(8月1日):
納品して安心していたら、クライアントから用語集が届き、過去の和訳と合わせてほしいとの要望が来た。
ということで帰宅してから、用語集を見ながら、修正作業を3時間行った。
用語集とは言いながら、過去の各国語訳を集めただけなので、和訳の候補が複数あるなど、余計に困惑した。
作業が追加された分、翻訳料金も増えるが、今回のような対応は疲れるので、できれば避けてほしいものだ。
追記2(8月2日):
仕事が終わって帰宅しようとした時、スマートフォンにメールが届いていることに気付いた。
何と、クライアントから別の用語集が届き、もう一度修正作業をしてほしいとのことだ。
睡眠時間を1時間半も削ったのに、昨夜の作業は一体何だったのだろうか。
追加料金をもらわなければ、翻訳会社の利益もなくなってしまうのではないだろうか。
日曜日の朝、聖歌隊で歌うためにプロテスタント教会に向かっている途中、電車内でメール着信に気付いた。
教会からの緊急連絡かと思ったが、なんと翻訳会社からスケジュールの問い合わせだった。
コーディネーターは忙しいのか、日曜日にも働いているのだ(まあ、交代制だと思うけど)。
今回もドイツ語和訳のチェッカーの依頼であった。
あるメーカーのFAQで、ユーザー登録やスマートフォン用アプリの使い方などだ。
納品日は平日のため、作業時間は長くはとれないものの、予定時間以内に終わりそうだったので受注可能と返事をした。
添付ファイルのワード文書を開いて、ドイツ語原文を移動中にざっと読んでみた。
製品やサービスの名称が出てくるので、日本支社のサイトにアクセスして確認したみたが、日本では未発売のものだった。
英語版はあったものの、FAQの項目が一致していたのは3分の1くらいで、あまり参考にならなかった。
まあ、それでも帰宅前に、ある程度の情報収集をして心の準備ができるので、スマートフォンを利用してよかったと思う。
翌日の月曜日夕方に和訳ファイルが届いた。
ざっと目を通してみて、「これは時間がかかりそうだ」と覚悟した。
文法の解釈は大丈夫なのだが、訳抜けの他にも、タイプミスや漢字変換ミス、訳語の不統一が見つかった。
お金をもらう仕事なのだとわかっていても、「前庭条件」や「段ロード」といったケアレスミスの修正が頻発すると、他のチェックに時間をまわせなくなってしまう。
翻訳者は時間的余裕がなかったのだろうが、推敲にも1日かけてほしかった。
ページが変わると訳語も変わっていたので、訳語の統一も私が考えることになった。
日本語表現が適切かどうかを考える時間が減ってしまう。
初日は2時間くらいで疲れて寝てしまった。
納期には間に合ったものの、作業時間は予定を2時間超過して10時間となった。
このチェッカーの仕事は時給制のため、料金は源泉徴収後でも1万円を超えるが、翻訳会社の取り分が減るのでどうなんだろうか。
まあ今回は、和訳をやり直すことはほとんどなかったので、まだましな方だったのかもしれない。
ところで、時給制のメリットを今回は感じることになった。
ワード単価で計算することもあるが、和訳の仕上がり具合で作業時間は異なるため、時給制の方が実情に合うと思う。
平日の作業時間が短い副業翻訳者の私にとって、やはりチェッカーの方が受注しやすいのかもしれない。
このブログでも、ニュース記事や字幕などの誤訳について指摘しているから、チェッカーが向いているのかもしれない。
8月は夏休みを取るが、依頼があれば人助けだと思って受注しよう。
追記(8月1日):
納品して安心していたら、クライアントから用語集が届き、過去の和訳と合わせてほしいとの要望が来た。
ということで帰宅してから、用語集を見ながら、修正作業を3時間行った。
用語集とは言いながら、過去の各国語訳を集めただけなので、和訳の候補が複数あるなど、余計に困惑した。
作業が追加された分、翻訳料金も増えるが、今回のような対応は疲れるので、できれば避けてほしいものだ。
追記2(8月2日):
仕事が終わって帰宅しようとした時、スマートフォンにメールが届いていることに気付いた。
何と、クライアントから別の用語集が届き、もう一度修正作業をしてほしいとのことだ。
睡眠時間を1時間半も削ったのに、昨夜の作業は一体何だったのだろうか。
追加料金をもらわなければ、翻訳会社の利益もなくなってしまうのではないだろうか。