2014年05月

日曜日は朝から教会で聖歌隊などの用事があるので、一日中空いている日は土曜日だけとなった。
ということで、ここ3年は翻訳そのものよりも、チェッカーの仕事ばかり受注している。
作業時間に制約があるので、この選択はしかたないのだが、チェッカーもいろいろと苦労があるので勉強になる。

今月受注したチェッカー案件は2件で、一つ目はゲーム関係の英日翻訳、もうひとつは自動車関係の独日翻訳の和訳チェックであった。
この翻訳会社との契約は、ワード単価ではなく時給制になっているため、和訳の仕上がり具合によって、料金が変動する。
専門用語の選択に疑問があれば再調査するし、訳抜けや誤訳があれば、和訳を作り直すことになり、
予定よりも時間がかかることがある。

一つ目の英日翻訳では、クライアントの予算の都合上、2時間が上限との指定だった。
漢字変換ミスや訳抜けがあったものの、予定内の1時間半でチェックは終了し、無事に納品できた。

もうひとつの独日翻訳案件は、実は最初に、翻訳してほしいという打診がメールであった。
平日の勤務中だったため着信に気付かず、昼休みに返信したときには、既に翻訳者が決まっていた。
ということで今回も、チェッカーとして受注することになった。

部品の試験規格書ということで、専門用語がたくさん出てくるので、和訳が届くまでの数日間を事前調査にあてた。
この調査も作業時間に含めるべきなのだろうが、いつも30分相当とみなして、超過しても加算していない。

届いた和訳を帰宅途中で眺めてみると、ほとんど大丈夫のようだったが、違和感がある部分がいくつか見られた。
帰宅してから原文ドイツ語と突き合わせながらチェックすると、タイプミスや訳抜けの他に、文書内容に適合しない訳語がみられた。
ある程度修正したものの、疲れていて判断力が鈍っているようなので、その日は早めに寝て、翌朝に終わらせることにした。
朝6時に起きて作業を再開してみると、頭がクリアーになっているためか、前日に見落とした誤訳を修正できた。
私の勤務先はフレックス制なので、翻訳チェックの都合で20分くらい出社が遅れても大丈夫だ。

今回の翻訳者も、ふさわしい訳語が見つからなかったというコメントを残していた。
専門用語では和訳が見つからないことは多いものの、英語ならばたいていは見つかるはずなのに。
何度も取り上げているように、Lingueeを使って検索すると、英訳が判明することが多い。
www.linguee.de/deutsch-englisch

様々な文書をコーパスとして利用しており、英訳の候補は複数あるわけだが、それでも和訳を考える手掛かりにはなる。
ネット検索の結果が全て正しいとは限らないものの、情報が何もないところで、あれこれ推測だけで和訳を考え続けるよりはましだ。

この2件で、翻訳料金は約6千円。
少額ではあるが、地道に続けていこう。

休暇でも取得しない限り、自転車に乗るのは土曜日だけである。
片道30分くらいの距離にあるイオンで買い物をすることが多いが、二週連続で2時間以上のサイクリングをした。
先週は荒川沿いを走ったが、今日は国道254号バイパス歩道の自転車レーンを利用して、川越まで行くことにした。

せっかくなので、土曜日も開いている郵便局で、風景印を押印することにした。
途中で上福岡郵便局に寄って、折り返し点として川越郵便局を選んだ。

ルート設定は、NAVITIMEの自転車ルート検索を利用した。
www.navitime.co.jp/bicycle/

検索結果を比較して、前半は「裏通り優先」を採用し、後半は「大通り優先」で国道254号バイパス沿いを走ることにした。
バイパスの歩道は自転車通行可であり、だいたい9割くらいに自転車レーンが明示されていた。
急に狭くなったり、突然途切れることもあったが、歩行者や自転車が少ないため、ほとんど自由に走行できた。

そして約1時間後に上福岡郵便局に到着し、局員が見ている前で自分で押印した。
コスモスの切手を用意していなかったので、今回は
52円はがきに押印した。
近くのイトーヨーカドーで休憩とし、軽食の他に、アイスクリーム(明治グランミルク・生キャラメル)で一息ついた。
      埼玉・上福岡郵便局         埼玉・川越郵便局

再び国道254号バイパスに戻って北上し、そのまま川越郵便局を目指す予定だったが、途中で川越警察署に寄ることになった。
バイパスは駐停車禁止なのだが、左のウインカーを点滅させている自家用車が、側道との合流点の先に止まっていた。
故障かと思って覗き込むと、ドライバーはリクライニングを倒して昼寝中。
ある程度見通しが良い場所ではあるが、それでも追突事故の危険性がある。
その場で通報しようと思ったが、電話での説明が面倒なので、川越警察署の窓口で確認の依頼をした。
私の通報で、このドライバーは昼寝を邪魔されたわけだが、事故のリスクを理解してほしい。
バイパス沿いにはコンビニや飲食店もあるので、駐車場で休憩してほしいものだ。

予定ルートを外れたので、地図を見直して川越郵便局を目指した。
川越市中心部に入ると、やはり観光客が多いと感じた。
古風な案内看板に従って右折すると、川越郵便局があった。
ゆうゆう窓口で押印してもらい、向かい風と闘いながら帰宅した。

川越市には、風景印を配備している郵便局が多いので、平日に休暇を取得して、また自転車で巡ってみたいものだ。

私は野菜サラダが好きなので、パンとサラダだけで夕食にすることもある。
週に2回くらいは、RF1でサラダを購入している。

私が株主でもあるロック・フィールドの店舗では先月、「サラダをもっと楽しくキャンペーン」が行われた。
4回くじを引いて、一番最初の店舗でB賞「
彩り野菜セット」が当選した。
応募はがきを送って待っていたところ、本日5月21日に、ヤマト運輸クール宅急便で到着した。

箱を開けると、下の写真のように、いろいろな野菜が入っていた。

http://blog-imgs-63.fc2.com/m/a/r/marburgaromaticschem/2014052121103315c.jpg

入っていた野菜の一覧は次の通り。
・兵庫県淡路島産 新玉ねぎ
・宮崎県産     新ごぼう
・長崎県諫早産  新じゃが
・長崎県島原産  にんじん
・熊本県産     赤玉ねぎ
・愛知県産     スナップエンドウ
・宮崎県産     ズッキーニ
・鹿児島県産   カラーピーマン(黄・赤)

特に、淡路島の玉ねぎが入っていたことがうれしい。

時間がないときは、カレーやコンソメ煮などで楽をしてしまうが、ロック・フィールドのサラダなどで使っている野菜ということなので、いつもとは違う料理に使ってみたいものだ。

ズッキーニはグラタンに使おうかと思っている。
ドイツ留学中は、月に2回はブロッコリー入りポテトグラタンやチーズグラタンを作っていたが、帰国してからは一度も作っていない。
グラタン用の耐熱容器があるのにもったいないので、ズッキーニのポテトグラタンのレシピを探してみよう。

(最終チェック・修正日 2014年05月18日)

日本での捕鯨関係のニュースは、調査捕鯨のことばかりで、他の捕鯨国のアイスランドやノルウェー、そして先住民生存捕鯨のグリーンランドなどの情報はほとんど見られない。
そのため英語の他に、アイスランド語、ノルウェー語、デンマーク語での報道を調べることになる。

商業捕鯨をしているアイスランドでは、5月1日からミンククジラ捕鯨の漁期に入った。
ノルウェーでは1週間早く、4月24日からミンククジラ漁が始まっていた。
当初設定された漁期では、4月1日開始だったが、悪天候のために出漁できず、イースター後の24日になったという。
www.lofotposten.no/lokale_nyheter/article7320711.ece

ノルウェー北部・ロフォーテン諸島の地元紙 Lofotposten の5月
13日付記事では、79頭が捕獲済みで、昨年同時期の55頭を上回っているそうだ。
www.lofotposten.no/lokale_nyheter/article7354252.ece

鯨肉価格(買い取り価格)については、別の新聞記事に書いてあった。
www.lofot-tidende.no/nyheter/article7356027.ece

キロ当たり買い取り価格は時期によって変動し、6月2日までは35ノルウェークローネで約600円、6月3日以降は33.50ノルウェークローネで約570円。
買い取り価格は最低保証であり、たくさん捕獲しても値崩れしないため、今月中にできるだけ獲るのだろう。

ノルウェーのミンククジラ捕獲枠は1,286頭で、2010年から毎年同じ数である。
北大西洋のミンククジラ推定資源量は71,000頭と言われており、アイスランドとともに、生態系に悪影響を与えない持続可能な捕鯨と主張している。
実際の捕獲頭数は枠を満たしたことはないため、資源量に対する捕獲頭数の割合は1%未満である。

ちなみに、捕鯨に関するノルウェー政府の説明は次の通り
www.fisheries.no/ecosystems-and-stocks/marine_stocks/mammals/whales/whaling/#.U3aGQXZZJF4

次の記事では、ノルウェー北部の街、ボードーの商店で、肉売り場に並ぶ鯨肉の写真がある。
www.nrk.no/nordland/_-det-er-livrett-nummer-en-1.11719409

購入した鯨肉を掲げる女性の写真もあり、この北極圏の街では鯨肉が身近な存在だとわかる。
入荷初日に鯨肉を確保したわけだが、この鯨肉は、17日のナショナルデー(ノルウェー憲法記念日)を祝うために必要だという。

これからも週末は、ノルウェー語のキーワードで、捕鯨関係のニュースを探すことにしよう。
ノルウェー語に慣れることにもなるだろう。

追記(5月18日):
日本が三陸沖鯨類捕獲調査を始めたというニュースは、アイスランドとノルウェーでも報道されている。
www.ruv.is/frett/japonsk-skip-halda-til-hvalveida
www.nrk.no/verden/japan-fortsetter-hvalfangst-1.11685276

その逆に、アイスランドとノルウェーのミンククジラの漁期開始のニュースは、日本では聞かない。
特にノルウェーでは、鯨肉輸出先としてアイスランドとフェロー諸島に加えて、日本向けも許可を出しているのだから、取り上げてもよいのではないだろうか。

vor|gehen* ging vor/vorgegangen
I 自 (s)
5 ((様態を示す語句と)) (…の)やり方をする,(…の)行動に出る,(…の)措置をとる;(…の)態度をとる,(…に)振舞う
entschieden <mit Geschick> vorgehen 断固たる<賢明な>措置をとる | gegen jn. gerichtlich vorgehen …に対して問題を裁判ざたにする,…を告訴する

Ein Bündnis von 29 Tier- und Umweltschutzverbänden fordert von der EU, gegen Islands
kommerziellen Walfang vorzugehen.
動物保護や環境保護の29団体の連合は、アイスランドの商業捕鯨に対して措置をとるようにと、EUに要求している。
(Tierschützer fordern von EU Protest gegen Islands Walfang, Sächsische Zeitung, 08.05.2014,
www.sz-online.de/nachrichten/tierschuetzer-fordern-von-eu-protest-gegen-islands-walfang-2834294.html

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