2014年08月

fallen fiel/gefallen; du fällst, er fällt; 接II fiele
I 自 (s)
5 ((方向を示す語句と))
d) (…の範囲内に)はいる, 含まれる; 属する: in sein Fachgebiet <in den Bereich der Naturwissenschaft> fallen 彼の専門<自然科学の領域>に属する | in dieselbe Kategorie <Gruppe> fallen / unter dieselbe Kategorie<Gruppe> fallen 同一の範疇<グループ>に属する

Unter den Milliarden von Sternen, die Astronomen erfasst und untersucht haben, fallen nur
wenige Dutzend in diesen Massenbereich – und die meisten davon kennt man erst seit einigen
Jahren.
天文学者らが把握して研究した何十億個の恒星の中で、この質量範囲に属する恒星はわずか十数個で、そのほとんどがこの数年で初めて知られるようになった。
("W49: Ein Gigant im größten Sternentstehungsgebiet", astronews.com, 29. August 2014,
www.astronews.com/news/artikel/2014/08/1408-029.shtml

Vernehmen n. -s/
1 (vernehmenすること, 特に:) 聞く<耳にする>こと: dem <allem> Vernehmen nach 聞くところによれば |
gutem <sicherem> Vernehmen nach 確かな筋からの情報によると.


Während des Treffens in Slowenien will die Regierung dem Vernehmen nach nun vorschlagen,
dass japanische Schiffe wieder Wale fangen dürfen.
聞くところによると日本政府は今では、
日本の船が再びクジラを捕獲する許可について、スロベニアでの会合中に提案しようとしている。
("Neue Absichtserklärung: Japan will Walfang in der Antarktis wieder aufnehmen ", Frankfurter Allgemeine Zeitung, 28.08.2014,
www.faz.net/aktuell/finanzen/neue-absichtserklaerung-japan-will-walfang-in-der-antarktis-wieder-aufnehmen-13121330.html


wälzen
I
他 (h)
2 [再帰] sich4 wälzen 転がる, 転げ回る; (水が)どっと流れ出る, (波などが)打ち寄せる, 押し寄せる

Zu sehen ist eine gewaltige, zehn Lichtjahre messende Schockwelle, die sich4 in 7000 Lichtjahren Entfernung von der Erde durch den Weltraum wälzt. Die Bezeichnung der Wissenschaftler: Puppis A.
巨大で10光年にわたる衝撃波が見える。この衝撃波は地球から7000光年の距離で宇宙を突き進んでいる。とも座Aと、科学者は名前を付けている。
("Schockwelle einer Supernova: Hier entsteht das Baumaterial für neue Sterne", SPIEGEL Online, 24.08.2014,
www.spiegel.de/wissenschaft/weltall/supernova-nasa-veroeffentlicht-bild-der-schockwelle-puppis-a-a-987781.html


先週に続いて日英翻訳のチェッカー案件を受注し、100ページを超える文書を合計12時間で処理して、今日の夕方に納品した。
作業時間の予定は10時間以内だったが、原文日本語に間違いが見つかるなど、調査も必要だったので2時間余計にかかった。
先週の案件と合わせて、今月の翻訳料金は約2万円になる。
少額ではあるが、昼食代を稼いでいると考えておこう。

英語ネイティブによる英訳なのだが、いつものように訳抜けがあった。
翻訳メモリを使っているのに、類似表現での用語や表現の統一ができていないのは困った。

誤訳のパターンとしては、日本語原文での修飾句が、どこまで修飾しているのか、という判断を間違えたものだった。
この日本語文とは、文部科学省の報告書を出典として抜粋したものなので、読む人のことをあまり考えていない文章が元だから、仕方ないのかもしれない。

他には、日本の地名でいくつか間違いがあったので、自治体のホームページなどで読みを確認して修正した。
例えば、「奥羽」が「Okuu」となっていたり、「天草」が「Amagusa」だったりと、調べずに書いてしまったのだろう。

原文日本語の間違いには、タイプミスの他に、文意がよくわからないというものがあった。
出典元の文部科学省の報告書を調べたところ、引用のときに省略しすぎて文意がわからなくなっていた、と判明した。
勝手に補足することもできないので、違和感が残ったままの英訳に、コメントを付けておくことにした。

一番気になったのは、between の使い方である。
二つの間の関係にだけ使用するはずなのに、三か所の地域の境界にある地名の説明で使われていた。
これは100%マッチ表示だったので、誤訳が登録されていたということだ。

こんなこともあるので、日本人がネイティブ英訳のチェックをすることに、ある程度の意味はあるわけだ。

見積もり段階のドイツ語和訳は返事がないので、来週も予告されていた英訳チェック案件を受注することになるだろう。

アイスランドの商業捕鯨には二種類あり、国内消費向けのミンククジラ漁と、日本への輸出向けのナガスクジラ漁である。
今年のミンククジラ漁は不調とのことだが、ナガスクジラ漁は好調のようで、8月21日までに88頭を捕獲済みである。

アイスランド国内の報道と、それを引用した英語記事は次の通り。
www.visir.is/88-langreydar-veiddar-i-sumar/article/2014708229985
【Síðan hvalveiðitímabilið hófst 15. júní síðastliðinn höfðu 88 langreyðar verið dregnar að landi í Hvalstöðinni í Hvalfirði í fyrradag.】

grapevine.is/news/2014/08/22/88-fin-whales-culled-so-far/
【Since whaling season began last June 15, Vísir reports, 88 fin whales have been culled.】

ナガスクジラの捕獲枠は154頭で、捕鯨船2隻のみで達成できるかどうかは、今後1カ月の天候次第と思われる。
シーシェパードが妨害予告をしていたが、代わりにフェロー諸島に行ったようで、アイスランドのナガスクジラ漁は順調だ。
アイスランドが心配しているのは、アメリカやEUが、アイスランド産水産物などのボイコットを呼びかけていることだ。
アメリカは何度も、経済制裁を発動すると警告しているし。

それでも「日本では容易に売れる」と言っているので、1000トンから1500トンのナガスクジラ肉を確保するのだろう。
日本は調査捕鯨で、ナガスクジラをほとんど捕獲していないため、需要はあると思われる。
今年前半に輸入した2000トンも含めて、今後の報道をチェックしておこう。

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