2017年02月

(最終チェック・修正日 2017年03月03日)

2月末ということで、翻訳の売上が確定した。
3月納期の案件は、明日1日から再開することにして、3月の入金額が判明したので、今日はモラトリアムの弟への3月分の仕送りについて再計算した。

仕送りの金額の変更や、3年後に一切の援助を停止するという厳しい方針について、2月上旬に手紙で伝えたのだが、何も返事がない。
母にも連絡がないので、もう突き放して、生活保護を申請させればよいと思うが、母が心配して寝込んでしまうのも困る。
母との妥協案として、3年という期限を示して、その間に必ず資格を取得して就職しなければならないと、弟が考えるように仕向けることにした。
今まで20年近く何も成果がないのだから、諦めるという決断もしてほしいものだ。

3月の仕送りは、家賃+生活費+資格試験教材費など(10万円) の合計で約20万円である。

2月末の残高は 190,086円で、母の折半分の残高が14万円。
2月の翻訳料金は、2社合計で源泉徴収後に 285,544円となり、3月中旬にその9割ほどが入金予定で、残りは末日に入金。
3月も私の収入のみで仕送りが可能なので、母の折半分は積み立てておいて、3年から5年後に、実家のリフォーム資金に充当する予定。

資格試験教材費などの10万円は、4月開講の受験対策講座の受講料や、夏から秋にかけての資格試験受験料、過去問題集などの書籍費を想定している。
今回送った手紙では、この10万円を実際に勉強に使っていることを証明するために、受講料の領収書や受験料払込書などのコピーを母に送るように要請した。

これで何も連絡がなければ、仕送りを本当に停止して、考え直してもらうしかないだろう。

私の他の収入や支出についても確認しておこう。

青色申告での国税還付金は、計算上は 293,512円となり、22日頃に入金すると想定。
入金予定日前後から月末にかけて、積立定期、生命保険、確定拠出年金、国民年金、国民健康保険、家賃などの支出が集中し、約20万円が必要だ。
これは国税還付金でまかなうことができる。

残りの約9万円と、2月からの繰り越しを合わせれば、食費などの他の支出には十分足りる。

3月中に、横浜銀行の3か月定期10万円2本(キャンペーン金利の2.5%と0.25%)が満期となるが、これは大和ネクスト銀行の期日指定定期に預け替える予定。
住民税の試算額が約35万円なのだが、国税還付金が使えないので、翻訳料金が予算を下回ったときは、この定期預金を使うためだ。

結局は、弟への仕送りをしている間は、私の資産はほとんど増えないということだ。
確定拠出年金や小規模企業共済の掛け金増額は、月5千円程度できればよい方だ。
翻訳の仕事量が一定程度維持されることを祈ろう。

追記(3月1日):
これまでも、弟に電話しても出ないことが続いたので、あるとき母は、宅配便で米2kgを送って、生きているか確かめたことがある。
訪ねて行くのも面倒なので、今後はどうやって確認しようかと、今日も母と電話で相談した。

弟のゆうちょ銀行の通帳を母が持っていて、以前はこの通帳を使ってATMで入金していた。
弟がカードで出金したことを確認するために、月に何度か母は郵便局に行って記帳していた。

私から弟へ
の振り込みは、以前登録してあった銀行口座にしたので、出金の有無を母が確認できない。
ゆうちょ銀行に振り込んで、これまでのように母が出金を確認できるようにした方がよいのかもしれない。

母が心配だと言うので、とりあえず母がゆうちょ銀行に1万円を入金して、弟が出金するかどうかを確認することにした。
毎月1千円入れることにして、生きている証明として25日に出金するようにと、弟宛てに手紙を書いてもらうことにした。

手紙の1つも書けないような弟が、国家試験に合格しても、どこにも採用されないような気がする。
本人の意思を無視してでも、実家をグループホームにして、弟を事務職員とすることが、最善策なのかもしれない。

追記2(3月3日):
アパート賃貸契約の更新のため、ようやく母に連絡が来た。
加えて、3年くらい前に受験を勧めてあった年金アドバイザー3級には、2015年秋に合格していた。
ただ、この資格を活用できる仕事に就いていないので、どこかの
社会保険労務士事務所に見習いで入って、実務経験を積みながら勉強すればいいのにと思うが。

(最終チェック・修正日 2017年02月28日)

1月の翻訳案件は多くて忙しかったので、今月は比較的スケジュールに余裕があると感じられる。
初めて翻訳する分野の特許もあるので、楽ということではないが、ドイツ語翻訳者の募集を見て応募する時間はあった。
現在取引をしている翻訳会社の案件だけで忙しいのだが、個人事業主として、事業の継続性確保と、リスク分散は重要である。

そして新たに1社から、トライアル合格の連絡があった。
専門の化学のトライアル課題がなかったので、代わりに機械系で応募した。
これまで12年間、分野にあまりこだわらずに独日翻訳を経験したためか、なんとか合格ラインに到達したのだろう。
同時に、和訳チェッカーとしても契約することになった。

外国の翻訳会社と契約するのは、これが初めてである。
ということで、翻訳料金は、アメリカドル建てで設定されている。
受け取るためにPayPalを使うことになりそうだが、日本支社があるので、日本円に換算された後に、日本の銀行口座に振り込むことも可能となるようだ。
この点は、英語の契約書をよく読んだり、担当者に質問したりして、間違いがないようにしよう。

正式に契約する前に少々困っているのは、外国の会社だからなのか、身分証明書として、パスポートのコピーが必要なことだ。
パスポートの有効期限は、既に切れてしまったので、これから新規発行の申請をしなければならない。
手数料は10年用で1万6千円だ。
他に戸籍謄本の写しの手数料や写真の料金、そして交通費もかかる。

海外旅行の予定がなかったので更新しなかったが、今年はルターの宗教改革500年記念なので、誰かがドイツ旅行をしたいと言い出しそうだから、この機会にパスポートを取得しておいてもよいだろう。

今月納期の案件が終わっても、すぐに3月納期の案件を処理しなければならないので、ある程度進めてから、パスポート申請の手続きをしよう。

弟に仕送りをするという「きょうだいリスク」を少しでも軽減するために、この会社からも受注できるようにしたいものだ。

追記(2月28日):
身分証明書については、日本支社があるので、運転免許証をスキャンして提出することになった。
パスポートの取得は、海外旅行の予定ができてからにしよう。

日本の銀行口座で翻訳料金を受け取る予定なのだが、登録時点では翻訳料金受取用にPayPalを利用するという申請になるそうだ。
PayPalの新規登録をして、受取用としてVISAデビットカードを設定してみた。
利用明細に確認コードが表示されるそうなので、1週間くらい待ってからアクセスしてみよう。

日本年金機構では、「ねんきんネット」というオンラインサービスを提供している。
www.nenkin.go.jp/n_net/index.html

ユーザID発行の新規登録手続きには1週間程度かかるが、年金記録の確認だけではなく、将来もらえる年金額の試算ができるので便利だ。
現在の個人事業主のまま、60歳まで国民年金に加入を継続した場合、厚生年金と併せていくらもらえるのかを確認してみた。

ANAマイレージクラブのマイル交換メニューに、マネープラン個別相談のクーポンがあり、キャンペーンで100マイルで交換した。
このクーポンを利用して、確定申告での国税還付金が決定後に、公的年金と確定拠出年金、そして民間の個人年金保険のデータを使ってシミュレーションしてもらう予定だ。

ということで、ねんきんネットにログインして、国民年金第1号被保険者のままで試算したところ、65歳からの年金額は、月額92,800円だった。
会社員だったとき、年収が増えないまま60歳で定年を迎えるという試算では、月額約17万円だったので、7万円以上も少なくなる。

65歳から、確定拠出年金と民間個人年金をもらう場合、75歳まで、月当たり約11万円が上乗せされる。
すると、年金額は合計で月当たり約20万円となるので、現状の生活レベルであれば、翻訳で10万~15万円くらい稼げばよいことになる。

確定拠出年金の掛け金の月額を、上限の6万8千円にすれば、もらう年金額はもう少し増加するだろう。
ただし、確定拠出年金も民間個人年金も10年間で終わるので、75歳以降は公的年金だけになってしまう。

私が国民年金に加入したのは、強制加入となってから25歳のときなので、60歳の時点で加入期間は40年に達していない。
そのため、65歳まで保険料の支払いを続けて加入期間を40年にすれば、もう少し増えることだろう。
60歳以降の加入継続について、ねんきんネットでは試算できないので、マネープラン個別相談で聞いてみよう。

ここで重要になるのが、小規模企業共済である。
www.smrj.go.jp/skyosai/index.html

昨年11月から月1万円で始めたばかりだが、60歳を越えても、廃業するまでは拠出を継続でき、掛け金は月7万円まで増額することもできる。
予定利率は約1%と低いものの、所得控除になるし、75歳以降の収入を確保するための、安定資産の扱いと考えればよいだろう。

弟への仕送りと年金保険料の肩代わりがなければ、すぐにでも増額したいところだ。
3年のうちに弟が自立することを祈りながら、翻訳料金の収入が少しでも安定して得られるように努力しよう。
そして3年後は、確定拠出年金と小規模企業共済の両方を増額して、少しでも安心できるように準備したいものだ。

nach|sagen
他 (h)
1 (人が言って聞かせたことを)くり返して言う,口まねする

DUDEN: 1. (etw., was ein anderer sagt) wiederholen; nachsprechen: das Kind sagt alles nach, 
was es hört. 

Nach diesem schlichten Glaubenssatz findet die Traditionelle Chinesische Medizin auch 
in Deutschland immer mehr Anhänger, die der fernöstlichen Heilkunde Wunderdinge nachsagen.
この素朴な信念に基いて、伝統中国医術はドイツでも、極東の医薬が驚異的なものであると繰 り返し話す信奉者をますます得ている。
("Chinesische Medizin: Krebs durch Kräutermix", Süddeutsche Zeitung, 22.12.2009,
http://www.sueddeutsche.de/,ra16m1/wissen/93/498388/text/

2 (nachreden) ((jmet.4)) (…について陰口めいたことを)言いふらす,悪口を言う | Ihm wird Geiz 
nachgesagt. 彼はけちだとうわさされている.

Wer in der japanischen Politik Karriere machen will, für den ist eine Mitgliedschaft unerlässlich. 
Im Herbst 2014 zählten, wie die „New York Times“ schrieb, 289 der 722 Parlamentsabgeordneten 
zu den Anhängern von Nippon Kaigi. Mindestens dreizehn von neunzehn Mitgliedern3 des Kabinetts 
von Shinzo Abe sowie ihm3 selbst wird eine enge Verbindung zu den Nationalisten nachgesagt.
日本の政治で出世を望む者にとって、会員であることが必須である。ニューヨークタイムズの記事によると、2014年秋に、国会議員722名のうち289名が日本会議の支持者に数えられている。安倍晋三内閣の19名の閣僚のうち少なくとも13名、そして安倍自身も、この愛国主義者たちと親密な関係にあるとうわさされている。
("Nationalismus in Japan: Kein Volk ist eine Insel", Frankfurter Allgemeine Zeitung, 21.02.2017,
www.faz.net/aktuell/feuilleton/shinzo-abe-betreibt-in-japan-nationalismus-14887395.html

(初回投稿日 2009年12月23日、最終チェック・修正日 2017年02月23日)

会社員のとき、社内報の編集委員もしていて、ノートPCを回線に接続するテレビ会議を利用していたので、所属部門でも担当者となった。
システムの説明会には私が出席して、その後の報告会などの場を利用して、所属部員全員がテレビ会議の回線設定などができるようにするはずだった。
しかし、デジタルデバイドという問題は、一民間会社でも顕著であり、PC画面の映像がプロジェクタで投影できないなど、トラブルが多発した。
その都度、担当者の私が設定を手伝ったのだが、そのうち、なし崩し的に、私が専任のようになってしまった。

会社が消滅し、翻訳業として独立してからは、個人で使うPCだけ管理すればよいので気楽になったが、今度は毎日曜日に通っている教会で似たような問題に遭遇している。

教会は宗教法人なので、運営のための体制が決まっているのだが、PCの管理など、誰が責任者なのかあいまいなこともある。
会報や案内状などを作成したり、ホームページの管理に使っている共通デスクトップPCでは、各利用者が勝手にフォルダを作ってしまうし、保管期限のルールもないので、取り扱いに困ることもある。

それで、「利用ルールを作って、古いファイルは定期的に削除しよう」などと提案した場合、「ではあなたが担当してください」と言われてしまうので、誰も言い出さない。
会社員の会員は、日曜日にしか来ないため、平日に何かトラブルが発生しても対応できない。
そのため担当を断ることになるのだが、教会の奉仕に協力的ではないという印象を持たれてしまう恐れがある。
奉仕では本来、日常生活に影響しない無理のない範囲で、自分の特技を活かせばよいはずだが、教会の運営への貢献度を評価する人がいると、人間関係が気まずくなり、教会に来なくなってしまう人もいる。

教会では、私は行事関係の委員をしているため、会合でスクリーンに投影したいとなれば、ノートPCとプロジェクタを準備することになる。
ただし、これまでは、行事の責任者が自身のノートPCを持参することも多く、教会の共通ノートPCを使って、私が最初から準備するのは今回が最初だ。

この共通ノートPCとプロジェクタとの相性が悪いことは、夏の行事のときに感じていたのだが、そのときは行事の責任者が対応していたので、その疑問点を解決しようとはしていなかった。
PowerPoint のスライドを投影すると、PC画面で見たときの、約90%の範囲しか映っていない。
つまり、周囲が欠けているのだ。
その時は、テキストボックスの位置などを変更して対応したのだが、その時点で解決しておけば、今回もスムーズに事は運んだかもしれない。

今回の会合でプロジェクタ使用の担当となり、会場設営をして共通ノートPCとプロジェクタをHDMIケーブルで接続して試写した。
PCでコントロールパネルからディスプレイの設定を、「画面の複製」にしたところ無効であり、プロジェクタで投影できなかった。
次に、「セカンドスクリーンのみ」にすると、プロジェクタで投影できたのだが、夏に経験したように、周囲が欠けた画面となった。
続いて、「画面の拡張」にしても、プロジェクタで投影した画面は、同様に周囲が欠けている。
解像度をいろいろと変えてみたものの、なぜか解像度が推奨値に自動的に戻ってしまい、投影範囲の結果は同じであった。

まずは、PC側(Windows 8.1)を最新状態にするために Windows Update を行うと、なんと昨年の8月以来、ほぼ半年間、更新されていなかった。

オプションの更新も含めて全部新しくしてみたが、結果は同じであった。

ということで、プロジェクタのメーカーサイトで最新ドライバのダウンロードをしようと思ったが、既に生産中止品でドライバは提供しておらず、しかも対応OSは Windows XP までだった。
もしかすると、PCを Windows 7 にすれば、うまく映るのかもしれないが、教会役員の許可を得ずに勝手なこともできない。

教会役員は、「これまでと同じように設定すればよいはずなのに」と言っていたが、周囲が欠けていても、これまでは誰も気づかなかっただけだ。
解像度がピッタリ合致しなくても、近いところでなんとか映ってしまうので、PCの扱いに不慣れな人に説明しても、「映るはずなのに何が問題なのか」と思われてしまう。

会合で発表する人たちに、PowerPoint のスライドの作成を、画面の90%の範囲内にするように連絡することになった。
技術的理由を説明すると余計に混乱するかもしれないので、とにかく90%の範囲にするように頼んだ。

会計担当の役員には、いろいろと説明をして、10万円以下で買えるプロジェクタを提案したが、来年度予算に反映されるかどうかまだわからない。
というのも、年に3回くらいしか使わないのに、なんとかまだ映るのに、どうして買い替えるのか、などと反対意見が出そうだから。

それに、私が設定できるのであれば、一任してしまおうという安易な意識もあるのかもしれない。
会社のときと同様に、このまま、なし崩し的に、共通ノートPCと共に、担当者にされてしまうかもしれない。

しかも最近は、翻訳業は自由業ということで、平日も暇だと勘違いしている人たちから、いろいろと頼まれることがある。
会社員よりは時間の都合はつくことが多いが、締め切りもあるので、いつも暇というわけではない。
上手に断るようにしているが、反感を持つ人もいるだろうから、人間関係で悩むこともあるだろう。

とにかく今回の会合を無事に終えた後で、プロジェクタの更新を再度提案してみよう。

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