2018年10月

所轄の税務署から、公正取引委員会・中小企業庁の連名の、今年度の「消費税の転嫁拒否等に関する調査」の調査票が届いた。

来年10月に消費税率が10%に引き上げられる予定だが、増税前に先行して本体価格の引き下げ、つまり買いたたきが起こっているようだ。
また、増税分を上乗せする交渉自体を拒否するケースもあるという。

前回の5%から8%に上がったとき、2014年4月以降に、内税方式が建前の翻訳料金が上がることはなかった。
当時は医薬メーカー子会社で勤務していて副業翻訳であったから、単価のことはあまり気にせず、交渉もしていなかった。

10%になるときにも同様に翻訳料金が上がらないならば、本体価格の不当な引き下げと考えられる。

ただし、ワード単価の設定は、翻訳対象の難易度やCATツールの解析結果などで変わるし、クライアントの予算にも左右されるから、単価が上がらないから買いたたきだと決めつけることはできない。

翻訳専業の現在は、翻訳会社社員としての収入が大半であり、国内の翻訳会社2社との取引は年間20万円程度で、消費税相当額も少ない。
少ないからと言って、私が消費税の転嫁を要求しないのならば、他の翻訳者に対して影響があるかもしれない。

うち1社は外税方式だから、10%になれば、当然ながら増税分が上乗せされて支払われるはずだ。
もう1社は時給制でチェッカーをしていて、10%になれば40円くらい上乗せになるはずなので、来年になったら問い合わせてみよう。

ついでに、1回受注しただけで今後は取引するつもりがない翻訳会社Kは、決めつけて悪いが、たぶん上乗せしないだろう。
要請しても翻訳料金の明細を出さないし、源泉徴収が10%のみで復興特別所得税を引いていない会社なので、消費税のことも勘違いしているに違いない。

特定の翻訳会社のことを告発するつもりはないが、翻訳料金が税込みという建前なので、10%引き上げ時に、増税分が上乗せされて支払われるかどうか、監視をお願いするつもりだ。

ほぼ2年前、勤務先の医薬メーカー子会社が解散する方針であることが社長から告げられた。
その後、派遣研究員の仕事をしながら再就職を目指す方針にしたが、年収は約180万円減る予想となった。

収入が減るため、切手収集の趣味は続けられないと思い、風景印や特別な切手を除いて、大学時代から集めた宇宙切手や、留学中に集めたドイツ切手など、ほとんどのコレクションを売却した。

その後、個人事業主を経て、翻訳会社の社員となり、海外の翻訳会社との取引も含めると、医薬メーカー子会社のときの年収より約50万円マイナスのレベルまで回復した。

少し余裕も出てきたところで、弟への仕送りを期限付きで始めたので、あと1年半は家計は苦しい。
奨学金の返済は今年で終わるが、その分は、老後の備えとして投資に回す予定だ。
しかし、ある程度は趣味に使う方が、日々の生活を楽しむことができるのではないだろうか。

天体観測やアマチュア無線、風景写真撮影を兼ねたハイキングやサイクリングなど、子供のときからの趣味を再開することも考えていて、切手収集の再開も候補にしたい。

実際には2~5年後に再開かもしれないが、宇宙切手を再び集める場合でも、テーマをもう少し絞って、例えば、太陽系だけで集めることも考えたい。

そして今日は、Deutsche Post のサイトを見ていて、専門の化学の切手や、キリスト教関連の切手も候補に挙げておこうと思った。

化学関連としては、左のビス(ベンゼン)クロムの構造式が図案の切手に興味を持った。
このように、構造式そのものが図案となっている切手の方が、コレクションとして集めていて楽しい。
化学切手の専門書も約20年前に購入してあるので、その後に発行されたものを含めて、1枚ずつ、こつこつ集めてみたい。

もう1つは、右に示したルター聖書など、キリスト教関連だ。
クリスマス切手は世界各国で発行されているし、シャガールなど聖書を題材とした絵画の切手もあるから、イエス降誕や創世記だけでもコレクションができそうだ。
ドイツ語翻訳者だからルター聖書に特化したコレクションも考えてみたい。


     Ernst_Otto_Fischer切手          ルター聖書切手
エルンスト・オットー・フィッシャー生誕100年    マルティン・ルターの聖書翻訳
ノーベル化学賞1973年・ビス(ベンゼン)クロム

(最終チェック・修正日 2018年11月12日)

11月末までに受け取るアメリカドル建て翻訳料金は、少し増えて約980ドルの予定である。
レートを1ドル=108円と少し円高に想定しても、日本円で10万円を受け取れるのは確実だ。

来年の住民税支払いに使う予定であったが、その一部は新しいスマートフォンへの機種変更に使うことにした。
auでシャープのSHV43を選ぶと、一括で払うならば 32,400円だ。
通常は分割払いになるのだろうが、一括払いとなった場合を想定して、この金額を確保してから機種変更する。

前回、2015年7月にSHV32へ機種変更したときは、その約6年前のクレジットカード滞納履歴が影響して一括払いとなった。
悪い情報が残ったままだと、スマートフォンの料金プランでお勧めであっても、分割払いはできない。
実際には、購入時点で現金が必要ではなく、auかんたん決済を使って購入し、月末の電話料金請求時に合わせて払えばよい。

機種変更は、本当は昨年行いたかったのだが、弟への仕送りが始まって先送りしていた。
翻訳料金で稼いだ分を難民支援などの寄付にしたいところだが、確定申告で電子申告
(e-Tax)を利用するために機種変更を決断した。

既にマイナンバーカードの申請をしており、来年3月の確定申告には間に合うはずだ。
e-Taxを利用するには、そのマイナンバーカードを読み取れるNFCスマートフォンが必要だ。
今持っているSHV32は、NFC対応だが、マイナンバーカードを読み取るソフトが対応していない。
カードリーダーを単独で購入するのは無駄なので、対応スマートフォンに機種変更することにした。

これまでの確定申告は、手書きのこともあったが、最近は国税庁のHPで申告書を作成している。
楽になったものの、年末調整に使えない寄付金の領収書をのり付けするのは、やはり面倒だ。
加えて、青色申告の控除額65万円が、e-Taxを使用しない場合に55万円に減額される予定なので、今のうちに導入することにした。

実家のアパートの管理を引き継ぐことになれば、不動産収入の申告も必要になるし、消費税増税後のインボイスに対応するためにも、次の申告からe-Taxに慣れておくのがよいだろう。

追記(11月11日):
auオンラインショップで注文して、最寄りのauショップで受け取ることにした。
発売日に入荷したが、用事があったので10日朝に受け取った。

端末料金は分割にできたので、過去のクレジット払い延滞などに関する信用情報は、もう無関係になったようだ。
auポイントによる還元が 10,000 円分あるそうなので、これが実質的な割引なのだろう。

指紋認証と顔認証を設定するなど、新しい機能を試し、アプリの再インストールなどを継続している。
青色申告に使うマイナンバーカードの読み取りアプリに対応しているので、2月に電子申告に使ってみよう。

追記2(11月12日):
au WALLET にキャッシュバックの 10,000分がチャージされていた。
今月これから入荷予定の書籍の購入に充当しよう。

昨年まで厚生年金保険料率が毎年徐々に上げられて18.3%の上限に達した。
製薬メーカー子会社で勤務していたときは、毎年4月に6千円ほど昇給しても、10月に保険料率の改定後は、月2千円程度の収入増加にしかならなかった。

残業が月2時間もない職場だったので、算定期間である4~6月の割増賃金分を考慮しても、標準報酬月額の等級が上がることはなかった。
しかし、現在の翻訳会社で、初めて標準報酬月額の等級が1つ上がった。
そのため今月から社会保険料の控除額が約 4,500円増えた。

私は在宅勤務で、残業もほとんど発生しないが、翻訳関連のセミナーに参加したときには、残業の扱いになる。
毎月参加するセミナーもあるので、最低でも月に約1万円の増額となる。
標準報酬月額の一覧表を見ると、私の基本給に1万円プラスすると、ちょうど1等級上がる下限に到達していた。

つまり、その毎月参加するセミナーを選んだ時点で、10月から標準報酬月額の等級が上がり、社会保険料の控除額が増えることは明白だった。

控除額が約 4,500円増えたわけだが、元々の年間予算では、毎月の給与収入を実際の手取り額よりも約1万5千円少なく設定しているので、大きな影響はない。
設定済みの積立投資は、定期預金も投資信託も、そのまま継続する予定だ。

来年度は、毎月参加するセミナーの予定はないので、1年後に等級は1つ下がるかもしれない。
1年間だけ等級が上がって、年金額にどれほどの変化が現れるのかわからないが、増額がゼロではないということでよしとしよう。

毎日翻訳をしていると、1日8時間以内ではあるが、目が疲れてしまう。
日曜日に検定試験を受験したこともあり、疲れをとるためにも、今日は有給休暇を取得して、豊洲市場郵便局の風景印を押印しに行った。

実は今日は、豊洲市場の休業日で、見学もできないし、飲食店も休みだ。
ただし平日なので、郵便局は開いているから、風景印が目的の私にとっては、市場が休みでもどうでもよい。

豊洲市場郵便局に行くだけだともったいないので、銀行窓口での手続きや、最近使用が開始された大手町局や西荻窪局などの風景印も集めた。

そして昼食は、10月1日に開店したドンク&RF1代々木店で、サラダとパンの、いわゆる冷たい食事にした。
ドンクのニュースリリースは次のリンク。
www.donq.co.jp/assets/news/pdf/180918_95.pdf

以前から、駅ビルやデパ地下でドンクのパンとRF1のサラダを購入することがあり、自宅に戻ってから食べていたのだが、今回のような昼間の外出時にイートインスペースがないときは、公園を探したり、あるときは駅の待合室で食べることもあった。

日常的に使うことはないが、都内に行くときに代々木に立ち寄る余裕があるときには、2か月に1回くらい利用しようかと思う。

11時からランチメニューとなり、実際に食べたのは下の写真の「こだわりセレクト フレッシュサラダボウル」で、セットのドリンクはアイスティーにした。
このサラダは約200gということで、パンの量も少ないので、代々木店限定のセレアルパヴェと、RF1のサラダで焼き野菜のサラダ旨塩仕立て150gを追加した。

支払いは、現時点では現金のみで、クレジットカード決済用のカードリーダーの導入時期は未定とのことだった。
代わりに勧められたのが、下に示したポイントカード兼プリペイドカードだ。
2万円までチャージできるとのことだが、次にいつ来るのか未定のため、今回は現金で
2005円支払って、20ポイントのみを付けてもらった。

昼食後、複数の郵便局を回ってから、ゆりかもめを利用して豊洲市場に向かった。
やはり市場が休みなので、人がほとんどいない。
管理施設棟の3階にある郵便局に行く途中、ニュースで取り上げられた食堂が並んでいるが、休みなので廊下は真っ暗だ。
郵便局に着いても、利用客は誰もおらず、風景印の押印はすぐにできた。

豊洲移転記念のフレーム切手が販売されていたが、建物の図案が多くて無駄な気がしたので、野菜の切手「かぶ」に押してもらった。
マグロの切手が発行されたら、改めて押印して、青果と水産の両方を揃えたい。


ドンク&RF_3
ドンク&RF1のランチ「こだわりセレクト フレッシュサラダボウル」+セレアルパヴェ

ドンクRF1_1     豊洲市場
コラボ店舗独自のポイントカード兼プリペイドカード    豊洲市場局・切手は「かぶ」

↑このページのトップヘ