(最終チェック・修正日 2017年12月05日)
先週、外国の翻訳会社から、ドイツ語和訳の打診があった。
トラドスのパッケージをインポートしてみると、どうも何かの劇の台本のようだった。
この分野は経験がないし、ワード数を見ただけで断った。
慣れている分野で500ワードくらいまでならば、土曜日の半日を使えば可能と思うが、平日の夜や日曜日まで使うのは、健康とストレスの管理にはよくないことだ。
翻訳は断ったのだが、チェックが可能かどうか、再び問い合わせがあった。
トラドスのパッケージをインポートしてみると、どうも何かの劇の台本のようだった。
この分野は経験がないし、ワード数を見ただけで断った。
慣れている分野で500ワードくらいまでならば、土曜日の半日を使えば可能と思うが、平日の夜や日曜日まで使うのは、健康とストレスの管理にはよくないことだ。
翻訳は断ったのだが、チェックが可能かどうか、再び問い合わせがあった。
5時間以内に終わりそうだったので、受注することにした。
翻訳はトラドスだったのに、チェックはMemoQを使うことになった。
この会社では、ヨーロッパからの仕事のうち半分くらいはMemoQだ。
まだMemoQには慣れていないのだが、これからは日本でも使うクライアントが増えるかもしれないので、このチェック案件で経験を積んでもよいだろう。
ということで、新しいPCにMemoQ 8.2をインストールして、チェックを開始した。
劇のセリフということはわかっていたが、どのような劇なのか、そのあらすじもわからないし、見たこともないので、誤訳のチェックだけにした。
例えば、固有名詞と思われる Jungfrau が 「乙女座」 となっていて、まったく意味が通じないため、「ユングフラウ」 に修正した。
ドイツ語風に、「ユンクフラウ」 でも可能だが、山の名前に合わせて濁音にした。
しかもこの 「乙女座」 は、その後なぜか 「双子座」 になっていたから、私がチェックした意味はあったわけだ。
翻訳はトラドスだったのに、チェックはMemoQを使うことになった。
この会社では、ヨーロッパからの仕事のうち半分くらいはMemoQだ。
まだMemoQには慣れていないのだが、これからは日本でも使うクライアントが増えるかもしれないので、このチェック案件で経験を積んでもよいだろう。
ということで、新しいPCにMemoQ 8.2をインストールして、チェックを開始した。
劇のセリフということはわかっていたが、どのような劇なのか、そのあらすじもわからないし、見たこともないので、誤訳のチェックだけにした。
例えば、固有名詞と思われる Jungfrau が 「乙女座」 となっていて、まったく意味が通じないため、「ユングフラウ」 に修正した。
ドイツ語風に、「ユンクフラウ」 でも可能だが、山の名前に合わせて濁音にした。
しかもこの 「乙女座」 は、その後なぜか 「双子座」 になっていたから、私がチェックした意味はあったわけだ。
【追記(12月5日):
翻訳対象をぼかしていて、原文を明示していないため、この説明では誤解を生じたようだ。
そのため、説明を追記しておこう。
翻訳対象は何かの劇の台本で、ドイツ語のセリフを、16文字以内という制約の下で日本語にする仕事であった。
どのようなタイトルの劇なのか、どこで上演されるのか、Jungfrau の前後の文脈は何か、それはすべて明らかにできない。
そして、Jungfrau という星座名と同じ固有名詞も、その台本に本当に出てくるのかどうかも言えない。
Wassermann や Skorpion だったかもしれない。
単に星座名と同じつづりの単語であるとしか言えず、Jungfrau で代用して例示したと言ってもよい。
Jungfrau というのは、会社あるいは組織の名称であって、その業績あるいは活動内容について、会話を交わしている。
短絡的に推論されたように、「乙女座」 では決してない。
誤訳であっても、Jungfrau を最後まで統一して 「乙女座」 にしてくれれば、一括で置換できたのだが、途中から 「双子座」 になっていたので困った。】
ただ、気になっていたのが、QAを実行すると、センテンスの字数が超過しているというエラーが、たくさん出たことだ。
最初のメールでは、「40文字以内」 とあったため、これは条件の設定ミスだろうと考えて納品した。
しかし翌日、クライアントからは、再納品を求められた。
翻訳対象をぼかしていて、原文を明示していないため、この説明では誤解を生じたようだ。
そのため、説明を追記しておこう。
翻訳対象は何かの劇の台本で、ドイツ語のセリフを、16文字以内という制約の下で日本語にする仕事であった。
どのようなタイトルの劇なのか、どこで上演されるのか、Jungfrau の前後の文脈は何か、それはすべて明らかにできない。
そして、Jungfrau という星座名と同じ固有名詞も、その台本に本当に出てくるのかどうかも言えない。
Wassermann や Skorpion だったかもしれない。
単に星座名と同じつづりの単語であるとしか言えず、Jungfrau で代用して例示したと言ってもよい。
Jungfrau というのは、会社あるいは組織の名称であって、その業績あるいは活動内容について、会話を交わしている。
短絡的に推論されたように、「乙女座」 では決してない。
誤訳であっても、Jungfrau を最後まで統一して 「乙女座」 にしてくれれば、一括で置換できたのだが、途中から 「双子座」 になっていたので困った。】
ただ、気になっていたのが、QAを実行すると、センテンスの字数が超過しているというエラーが、たくさん出たことだ。
最初のメールでは、「40文字以内」 とあったため、これは条件の設定ミスだろうと考えて納品した。
しかし翌日、クライアントからは、再納品を求められた。
翻訳会社からのメールでは、「字幕に使うため16文字以内」 という新たな注意事項があった。
ドイツ語から、例えば、英語に翻訳するときは、最初のメールにあったように40文字なのだが、日本語は16文字とのことだ。
クライアント名を再確認すると、翻訳対象はオペラであった。
セリフを単に日本語に翻訳するのではなく、上演中に字幕を表示するため、一目でわかる長さにする必要があるのだ。
この字数制限について最初に提示していれば、翻訳者が字数を超過したままにするはずがなく、私の1回目のチェックも誤訳の修正のみで済んだはずだ。
ドイツ語の内容のうち3割から4割程度しか表現できていないが、QAでエラーが表示されなくなるまで字数を削減した。
日本で公演したり、DVDを販売するならば、日本の映像翻訳の会社で、字幕翻訳の専門家に依頼するのかもしれないが、私がチェックした字幕で本当に通用するのだろうか。
ということで、教会の会員で、海外のオペラ公演を観たことがある人に聞いてみた。
すると、ワインを飲みながら鑑賞していて酔っぱらっているので、字数が多いと理解できないそうだ。
あらすじがわかればよいので、情報が少なくてもかまわないとのことだった。
二度とないかもしれないが、テレビでオペラ番組があれば、字幕を見て勉強しておこう。
ドイツ語から、例えば、英語に翻訳するときは、最初のメールにあったように40文字なのだが、日本語は16文字とのことだ。
クライアント名を再確認すると、翻訳対象はオペラであった。
セリフを単に日本語に翻訳するのではなく、上演中に字幕を表示するため、一目でわかる長さにする必要があるのだ。
この字数制限について最初に提示していれば、翻訳者が字数を超過したままにするはずがなく、私の1回目のチェックも誤訳の修正のみで済んだはずだ。
ドイツ語の内容のうち3割から4割程度しか表現できていないが、QAでエラーが表示されなくなるまで字数を削減した。
日本で公演したり、DVDを販売するならば、日本の映像翻訳の会社で、字幕翻訳の専門家に依頼するのかもしれないが、私がチェックした字幕で本当に通用するのだろうか。
ということで、教会の会員で、海外のオペラ公演を観たことがある人に聞いてみた。
すると、ワインを飲みながら鑑賞していて酔っぱらっているので、字数が多いと理解できないそうだ。
あらすじがわかればよいので、情報が少なくてもかまわないとのことだった。
二度とないかもしれないが、テレビでオペラ番組があれば、字幕を見て勉強しておこう。