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生命保険に加入していると、年に最低1回は、契約内容の確認が行われる。
最近は、オンラインで確認することもできるが、生命保険会社から書類が届いたり、担当者から電話連絡が来ることもある。

今年は5月下旬に、ある生命保険会社の2つの支店から確認の電話があった。
担当者というのは、基本的に1人なので、2つの支店から連絡が来ることはおかしい。

そのうち1人は、担当者と同じ支店Aの者だと名乗っていたが、本来の担当者が不在なのか、育児休暇などで休職中なのか、その人が本当に代理なのか、私は事前に知らされていない。

本来の担当者が不在時であっても、誰でも問い合わせに対応できるようにしてある、という説明があったと記憶しているが、「担当の〇〇の代理の××です」 などと言わずに、話を先に進めようとする。

加えて、この人は、私が話している途中で、質問内容などを勝手に解釈して、話し始めてしまう人だった。
この態度が一番気に入らなかった。
面会を希望していたのだが、忙しいので、オンラインで契約確認をして終わりにした。

すると、数日後、別の支店Bから電話があった。
私が2年前に既に退職した製薬メーカーの法人担当だと名乗り、1年以上コンタクトしていない契約者に順番に連絡しているそうだ。
ただし、私が退職した時点での担当支店は、まったく違う支店Cだ。

退職後も、当時の法人担当者が継続して担当することもあるが、私は退職後4か月目に、支店Cから支店Aに担当を変更していた。
その変更は、オンラインで確認可能であったにもかかわらず、支店Bの社員は、古い情報で連絡してきたのだ。

私の退職後、その会社の契約者情報は、退職者も含めて支店Cから支店Bに引き継がれたようだ。
しかし、情報が更新されていないため、退職2年後に担当ではない支店Bの法人担当者から連絡が来たわけだ。
大規模リストラをした会社なのだから、そこを担当するならば、念のため確認ぐらいするものだろう。

こんなことがあったため、オンラインの問い合わせフォームを使って、支店Aおよび支店Bのどちらも、私の担当にしないでほしいという要望を出した。
住所地を担当する営業所で、仮の担当者を決めてほしいとも依頼したが、2か月経っても何も返事がない。

保険契約を見直すこともないし、保険金の請求もしないので、担当者がいなくても困らないが、9月には所得補償保険の更新があるので、8月中になんとか担当者を決めてほしいものだ。

大手保険会社とはいっても、希望するサービスを受けられないこともある。

(最終チェック・修正日 2017年04月28日)

以前の勤務先には、生命保険会社4社から営業員が来ていた。
そのうち、住友生命で医療保険と個人年金、日本生命で個人年金に加入した。
日本生命ではついでに、あいおいニッセイ同和損保の所得補償保険の仲介をしてもらった。

翻訳業で独立した後に、保障範囲や金額などについて見直しをしたものの、契約している保険・年金の種類は変えなかった。

横浜市に転居してからも、住友生命の営業員は、毎年の契約内容の確認のために連絡をしてくれた。
しかし、日本生命は、新年度になってからも連絡してくれる約束だったのに、3か月待っても何もなかった。

翻訳業として独立してから1か月ほどして、横浜の法人担当の営業員から電話があった。
医薬メーカー子会社が解散した後に、3か月だけ派遣社員として働いた化学メーカーの担当者だという。
日本生命の契約者専用のサイトで、勤務先として派遣先を登録したまま、私が削除を忘れていたので、法人担当部署から、契約内容の確認作業のために連絡が来たのだ。

法人担当だが、個人の契約者も対応できるとのことなので、保険と年金の見直しをしてもらった。
新商品も含めていろいろと提案してもらったのだが、どうも魅力的な印象が持てなかったので、住友生命から乗り換えることはしなかった。
代わりに、所得補償保険の更新が近かったので、補償金額の変更と、年払いへの変更をしてもらった。

その後は、12月に個人年金の年払い掛金を払うだけなので、特に連絡は必要ないことを伝えた。
すると本当に、一回も連絡がなかった。

日曜日に英日特許翻訳を納品後、日程的に少し余裕があるので、別の翻訳もしながら、ねんきん定期便の確認など、家計のチェックを始めた。
明日26日は、ANAマイレージクラブのキャンペーンで、100マイルで受けられるマネープラン診断を利用する予定だ。

70~75歳まで翻訳を続けて90歳で死ぬ、という前提でシミュレーションしてもらう予定。

相談では保険などの契約状況も参考にするため、日本生命のサイトにログインして確認した。
すると、日本生命から受け取るときの銀行口座が三菱東京UFJ銀行のままであった。
この口座は、現在では翻訳業の事業用としているため、個人的な利用はしない方針だ。

ということで、問い合わせフォームから、登録銀行口座の変更をしたいと連絡した。
本日、コールセンターから確認の電話があり、変更用の書類を郵送するとのことだ。

他に問い合わせはないかどうか聞かれたため、現在の担当者は誰なのかを確認したもらった。
すると、いつの間にか、別の支店の営業員に変わっていた。

昨年、連絡してきた法人担当の営業員ではなく、住んでいる地域を担当する支店の営業員になっていた。
コールセンターでは、変わった理由も、時期もわからないとのことなので、支店に連絡してもらった。

すると、10分ほどして、その新しい担当者から電話があった。
何と、昨日24日付けで会社から、私の担当者になるという通知が出たばかりで、まだ情報の引継ぎが始まっていないそうだ。
前任者から担当が変わった理由も不明なので、これから確認するという。

困ったのは、新しい担当者は、あいおいニッセイ同和損保の損害保険を扱う資格がないため、見直しや更新のために、別の営業員に頼まなければならないことだ。

とりあえず、社内での業務引き継ぎを進めてもらって、今月中に一度面談して、私のライフプランについて理解してもらう予定だ。
だいぶ先になるものの、60歳のときに個人型確定拠出年金(iDeCo)の拠出が終了し、約700万円になる計画にしている。
65歳まで受け取りを先送りしてもよいが、一時金で受け取って、個人年金で再投資して、75歳から受け取ることにするかもしれない。

どうも日本生命とは相性が悪いのかもしれないが、老後のライフプランもあるので、大手らしい対応を期待して契約を続けてみよう。

追記(4月28日):
調べてもらったところ、担当者の変更は、会社のシステムで自動的に行われたそうだ。

昨年秋の所得補償保険の契約後、担当者が私に接触しなかったため、対応記録の空白期間が半年程度続いた。
実際には、半年も経過する前に、契約者の状況を記録するようにアラートが表示されるそうだが、担当者が対応を忘れてしまうと、担当者が不明という扱いになるようだ。

そして期限が過ぎて、年に1度の契約内容確認を行うために、住所地を担当する支店の営業員が、新たな担当者として自動的に選択されたそうだ。

相談したところ、元の担当者のままで継続できるとのことだった。
6月の住民税の支払額が決まってから、個人年金の減額を検討する予定である。

会社員のときは、個人型確定拠出年金の拠出額の上限が月2万3千円だったため、60歳時点で足りない分を、住友生命と日本生命の個人年金保険で補う計画だった。

しかし、個人事業主となった今では、拠出額の上限は月6万8千円で、更に小規模企業共済は月7万円まで拠出できる。
いずれも全額が所得控除に使えるので、民間の個人年金よりも優先順位は高い。

ただ、中途解約すると元本割れするので、契約年金額を減額して、月1万円でもいいから個人型確定拠出年金に拠出することにしようと思う。

この年末年始は9連休となったものの、翻訳の依頼はなかったので暇になった。
それに特に予定はないので、買い物と教会に行く日以外は、外出しないことになりそうだった。

このままでは運動不足になるので、往復で1時間半から2時間くらいのサイクリングを、最低3回は行うことにした。
休憩場所や折り返し点となる目的地がないと困るので、風景印を置いている郵便局に寄る行程で計画した。

実際に走ってみると、ほとんど車道を利用できたが、広い国道の交差点では自転車も歩道橋を使わねばならず、一度降りて押して歩くことになった。
それに荒川などを渡る長い橋では、車道自体が狭くなっており、やむなく歩道走行をしなければならなかった。
歩行者はほとんどいなかったが、携帯端末の画面を見続けている人や、住宅地の路地では真ん中を歩く人がいた。
そのため徐行するなど気を遣うこととなり、昨年読んだ新書2冊の内容を思い出した。

・「それでも、自転車に乗りますか?」、佐滝剛弘著、祥伝社新書
・「自転車が街を変える」、秋山岳志著、集英社新書

これまでの交通事故では、自分が被害者となっていたが、サイクリングの時は逆に加害者になる可能性を再認識した。
いつもより長時間走るからだけではなく、慣れていない道を走ることがあるため、危険予知ができないかもしれない。

ということで、au損保の自転車保険・「新自転車ワイドプラン」に加入した(年払い一括、10,080円)。
www.au-sonpo.co.jp/pc/standard_shogai/bicycle/index.html

自分が被害者となって骨折したのは、約3年半前のことだった。
既に加入している損害保険では、交通事故の補償が充実しているが、加害者となった場合の損害賠償特約はなかった。
火災保険に損害賠償特約があるが、3000万円までなので、最近の判決事例を参考にすると足りない。

そのため、au損保の自転車保険を申し込もうとしたのだが、直近の保険金給付から3年間は契約できない規定だった。
ようやくその期間が過ぎたので、この正月休みを利用して損害賠償1億円のプランで契約した。
一括年払いの 10,080円は、VISAデビットカードですぐに決済でき、本日16時から契約期間に入った。
私が道路交通法を守っていても、何が起きるかわからないから、損害賠償特約があるだけでも安心できる。

相手がたとえ自動車であっても、私が車間距離を十分に取らずに追突したり、一時停止無視の飛び出しが多いと知りながら減速しなかった場合は、私の過失分が相殺されてしまうので、賠償責任が発生するかもしれない。

何もないことを祈るが、年1万円程度で賠償や弁護士費用のことを悩まなくて済むのだから、安上がりだと考えよう。

これからは、自転車の整備状況も問題視されるかもしれないので、夏のボーナスで新車を買おうかと思っている。
部品を交換しながら6年以上乗っていても不具合はないが、3回転倒しているし、サスペンションも傷んでいるので、思い切って買い替えよう。
今の自転車のように、専門店で私の体格に合うものを探してもらおう。

私は有機合成化学者だが、自分で抗がん剤を開発する能力もないので、骨髄ドナーとして登録した。
これまで3回候補者となり、そのうち1回は実際にドナーになった。

大学院生時代に候補者となった時は、補欠として不測の事態に備えたが、移植そのものが中止となった。
ドイツ留学終了直前に父が亡くなったが、帰国半年後にドナーに選ばれ、別の人を救うことになった。

その1年半後に再び候補者となったが、最初の血液検査後に外れることになった。
このときは派遣社員になったばかりで有給休暇がなく、検査日は欠勤扱いで、収入が1日分減った。
今の勤務先は医薬メーカーだからなのかドナー休暇制度があり、通常の有給休暇とは別に休暇がもらえる。

ただ、私はBSE発生国のドイツに2年間住んでいたため、ドナー登録は保留となっている。
骨髄移植推進財団は、ドナー候補者が皆無の場合に一時解除の可能性もあると言うが、半永久的措置だろう。
それでも、保留措置がいつ解除されてもいいように、健康維持に気をつけているつもりだ。
ドナーの条件には血圧やBMIも入っているからである。

(追記(9月25日):骨髄データセンターに確認したところ、「保留ではない」であった。
海外渡航歴情報は登録されておらず、マッチング後の面談時に医師が適否を判断するとのことだった。)

ドナー候補者に選ばれた後に、仕事を休めないということで辞退する人もいると聞く。
家族が同意していても、勤務先が休暇を認めないという事例もあるそうだ。

ということで、いくつかの生命保険会社では、ドナー給付特約を付けられる医療保険を用意している。
私が契約している住友生命でも、9月25日からドナー手術も給付対象の医療保険を発売とのことだ。

朝日新聞の報道は次の通り。
http://www.asahi.com/health/news/TKY200909190218.html

【白血病患者らへの骨髄移植で、保険会社が提供者(ドナー)の手術も医療保険の給付対象に加える
動きが広がってきた。生保業界4位の住友生命が25日から、ドナーを支払い対象にした医療保険を
売り出す
。ドナーの負担が減れば、骨髄移植の普及を促せると関係団体も歓迎している。

ドナー手術は公的健康保険の対象外で、保険会社も多くが保険の適用外としてきた。

ドナーの手術代や病院への交通費などの実費は、骨髄の提供を受ける患者側が負担する。ドナーも
3泊4日程度の入院が必要で、仕事を休む必要があり、手術に応じる際の見えない負担になっている。

こうした負担を軽減しようと、住友生命は25日に発売する医療保険の新商品で初めてドナーを
給付対象に加える。手術を受けたら、入院給付日額(一般の契約で5千~1万円程度)の10倍を払う。】

ドナー本人は病気入院ではないので、医療保険の対象外になることは妥当だったのかもしれない。
ただ、社会貢献の意味でも、保険会社がこのような給付を導入することは歓迎すべきことだ。

私の入院時は交通費の請求だけだったが、最終同意者の母を呼んだら、自己負担は大きかっただろう。
また専業主婦がドナーの場合、家族の外食費や子どもの保育費用などの負担が発生する。

ボランティアではあるが、麻酔が切れた後の痛みを考えると、10万円くらい欲しいと思ってしまう。
骨髄採取前の1か月は、栄養バランスのよい食事をしようと、食費がかなり増えてしまったし。


ところで、私のドナー登録は保留中であるが、このドナー給付の保険に加入するメリットはあるだろうか。
半永久的に保留が確実であれば、現在契約している医療保険から切り替える必要はない。

ただ、保留が解除されたり、特例としてドナー候補者になる可能性があるなら、今年中に判断したい。
なぜなら、新規契約の場合、1年以内のドナー手術は保険対象外になる免責事項があるからだ。
通常は候補者に選ばれてから半年以内に手術が行われるから、今のうちに加入しておく必要がある。

今日は祝日なので、保留解除の可能性については、骨髄移植推進財団にメールで質問しておいた。
連休明けに返事が届いたら、保険のオバチャンに資料請求をしておこう。

(追記(9月25日):上記の通り、私は保留ではないため、保険に入る意味があることがわかった。
海外渡航歴があるドナーの場合は、患者側が希望すれば候補者に残るそうだ。)


追記(9月24日):
住友生命の9月14日のニュースリリースを見ると、移植ドナー給付特約を付けた保険は、
医療特約シリーズ「救Q隊KING」 と、医療保険「ドクターKING」 とのことだ。
http://www.sumitomolife.co.jp/news/090914.pdf

【白血病などの血液難病の唯一の根治療法である「骨髄移植」については、
移植を受ける患者さんだけでなくドナーも給付対象!】

現在加入している 「ドクターOK」 とは違う商品なので、解約して新規契約が必要とのことだ。
短期入院での保険金額が変わるとのことで、見積書などを来週もらうことにした。
保険料が上がるかどうかの心配もあるが、ドナー給付はこれだけなので、新規契約する予定だ。


追記(10月2日):
「ドクターKING」の申し込みをした。
月の保険料は約4千円増えるが、ドナー給付の特約をつけるのが目的なので、これは許容範囲だ。
ただし、契約から1年以内の骨髄提供は対象外なので、来年10月まで候補者にならないことを期待する。
まあ、既に1度ドナーになったので、もう候補者になることはないと思うが。

ドナー給付について電話で問い合わせをしたのは、全国で私が最初とのことだ。
そして保険を切り替えたのも、契約している支店では最初だという。

(最終チェック・修正日 2009年10月02日)

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